大塚で身体の不調や痛みを改善するなら当院の整体をおためしください

セルフケア

【肩こりの原因は腕?】腕の疲れや痛みがもたらす不調とその対策!

◇ 日常生活で実は酷使されている

手や腕などの肘から先の部分は、実は日常で非常に多く使われている部分の1つ。

前腕 肘 手 筋肉 解剖
いわゆる『前腕』と呼ばれている部分です

あまり意識されないことも多い部分ではありますが、年末年始の時期などで、大掃除をされた際などは手や腕をたくさん使い、なんだか疲れた…と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は知らない間に酷使されている『前腕』が大切な理由と、前腕部の不調を改善する方法について解説します!

◇ なぜ?肘から先が大切な理由

肘から先の『前腕部』には、非常に多くの筋肉があります。

前腕 筋肉
肘から先の腕の一部だけでもこんなにたくさん

肘から先の筋肉の機能として
 ★ 手首を曲げる
 ★ 手首を伸ばす
 ★ 手首を回す
 ★ 指を曲げる
 ★ 指を伸ばす
 ★ 物を掴む

どれも日常で行う動作ばかりですね。

また、普段の生活の中で意識されないことが多いですが、お仕事でのパソコン作業やスマホを触ったり、料理をするときなどにも実はかなり使われています。

デスクワーク ゴリラ
指は知らない間にかなーーーり使ってます。実は。

指を動かす筋肉には、もちろん手の部分のみにしか作用しない筋肉もありますが、肘から伸びてきて指先にくっつき作用する筋肉もあります。

そのため、普段パソコンやスマートフォンをたくさん使われる方は、指や手だけでなく、肘から先の前腕部全てが重要なんです。

◇ 腕を酷使するとどうなるか

日常生活で知らない間に使われてしまっている腕。
酷使すると、こんな症状が現れてきます。

 ★ 肘の付け根が痛む
 ★ 手や腕が攣りやすい
 ★ 腱鞘炎(手首の痛み)
 ★ 手指の筋力低下・痺れ
 ★ 腕・肩への影響

スマホ肘
『スマホ肘』なんて言葉も出てきています

特にデスクワーカーさん、料理をたくさんされる主婦さんや料理家さんなどに多いのは、腕や指の使いすぎと、猫背姿勢による肩の内巻き姿勢、いわゆる『巻き肩』と呼ばれる状態です。

肩 巻き肩
腕を使いすぎると、前腕部が内側に巻いてしまいやすくなり、肩も内側に巻きやすくなってしまう

この状態が続くと、腕や指の筋肉が硬くなってしまうだけでなく、肩のこりなどを引き起こしてしまいやすくなります。

◇ 前腕部・巻き肩対策ストレッチ

ではどのように対策をしていけば良いのでしょうか?

● 強い痛みがある・あるいは最近痛くなった方

すでに腕や肘に痛みがあり、動かしたりする際に痛みが強くなったり、腫れ感・熱感がある場合は、一度病院を受診しましょう。

なるべく動かさず、心臓よりも高い位置で固定します。
その際温めたり、温湿布などを貼ると悪化する場合があるので避けてください。

● 慢性的に痛みがあるが、腫れや熱感はない
● 痛みはないが、普段の生活で腕を酷使している

腫れや熱感のない慢性的な症状や、症状の予防に対しては前腕部のストレッチが有効です。

すぐできる簡単なストレッチはこちら。

ブログ画像

腕がストレッチされていることをしっかりと感じながら行うのが大切です。
基本的には痛みがない範囲で、気持ちいいくらいの伸び感で行いましょう!

また、前腕と巻き肩を同時に改善するストレッチングはこちら。

こちらは立った姿勢で行うストレッチになります。

手のつく位置と高さは無理のない範囲で。
呼吸を止めずにゆっくり深呼吸しながら行いましょう。

胸の前から、腕・肘・手先までゆっくりと伸び感を確認しながらストレッチしてください!

◇ まとめ

意外と見逃されがちな腕の筋肉。

放っておくと、腕の筋肉が肩の症状に影響することもあるので、そうならないようにケア・ストレッチをすることが大切ですね。

腕や肩の巻きが起こりやすい状態になっているかどうかは、当院の姿勢チェック・カウンセリングを受けることでも確認できます。

また詳しく状態を見させて頂くことで、一人一人にあった施術を受けて頂け、また状態に応じたご自宅でのケア方法も、プロの視点から詳しくご説明します。

身体の症状や悩みがございましたらぜひお気軽にご相談くださいませ!

関連記事